金澤・・・
2010,08,23 12:43:16
家がたやすくあつかわれている
大量に生産され
大量に消費されていく
家を知らない販売員や生産者が
まるで店頭在庫のように売りさばいている
職人を必要としないそれは
もはや家とは呼ばない
日本人はいつから家を
『住宅』と称するようになったのか
一棟の家には
一冊の書物に比類する知が宿っている
職人の知恵である
数百年にわたって継がれてきた経験値と
一瞬一瞬の機知縦横にとって象られていく
それが家である
書物が知の宝庫なら
家は職人の知の結晶である
「いい家を建てるためにはどうすればいいのか」
その問いに対する
答えは一つしかない
いい職人に
いい仕事をしてもらうこと
これ以外は
枝葉末節にすぎない
ならば
家の売り手・作り手に
求められるものは何か
職人芸能を守ること
行き過ぎた消費社会に
流されないこと
家は智恵である
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